根無草冒険手記

雑多になんか色々と

ひねもすのたりて明日を待つ

あ、どうも。久し振りです。仕事辞めてダラダラホゲーッと生きているだけのダメ人間です。
いや未だ辞めた訳では無いですよ?年休消化という大義名分で生きているんですからね?

 

但しその年休消化が60日もあるのが問題なんですが。

 

辞めた仕事の事をとやかく言うのは人としてアレなんでやんわり申しますが、もう1年近くも「何でこんなクッソつまんない仕事に従事しなきゃぁなんねえんだよ。」と思い乍ら過ごして来たんですが。
辞めたら毎日楽しくてしゃあねえ。

 

最初の何日かは「次の仕事はどうしようかなぁ。てか3ヶ月もダラダラしててダイジョブか自分?」とかちょっと悩んだりして、焦燥感があったりで精神的に落ち着かなかったんですが。
もう10日位になってくると正々堂々とダラけるようになって来まして、「ああ、人は環境に慣れる生き物だなぁ。」と、人の持つ環境適応能力にちょっと感謝しております。

 

もうね。天気の良い日なんて庭に出て、ラム酒やビール飲みながら流れる雲を1時間位ボケーッと目で追いかけたりしてますよ。

 

人間アレだ。特に何もしてない時が一番の幸せで最高の時間だね。

 

そんなこんなで無為に日々過ごしているんですが、流石に有閑過ぎて間が持たないので、自転車で無意味に歩き回ったり、田んぼで生えている草眺めていたりしてるんですが、本来ハイパーインドアの人間なので。
天気が良くても悪くても、部屋でPCとにらめっこしてるのが割と至福の時でございます。

 

最近はSteamで購入した「RimWorld」なるゲームで遊んでおります。


RimWorld Trailer #3

 

英語圏のゲームではありますが、日本語化されておりますので「英語わがんにゃい」って方でも遊べます(厳密には公式の日本語化では無く日本語化Modを公式が引っ張ってきている模様)。
更にSteamのWorkshopにも対応しており、クッソ高い難易度をやんわり下げてくれる数々のModが簡単に扱えるのでプレイ環境は実に充実しております(主要な人気Modも大体日本語化Modがあるので便利)。

 

遊んだ感じとしては、「AoEシリーズのようなRTSっぽくなったDwarf Fortressの流れを汲むタワーディフェンス要素を持った拠点育成防衛型のゲームで其処に更にローグライクな理不尽なイベントを盛り込んだ、割と作った人間の性格を疑わざるを得ない」ゲームでございます。
何言ってんだか判んねえぞ!って思われるでしょうが、ホントそんな感じなんですよ。

 

一応ストーリーがありまして、「何かの事故だか事件だかで乗っていた宇宙船がぶっ壊れたんで、手近にあった星に不時着しました。さあ頑張って脱出して家に帰るぞ!」という内容です。
要するに宇宙船作って脱出すればクリアです。

 

しかしそう簡単に脱出ポッドが作れる筈が無い。

 

誰だって例えば、スマートフォンの使い方は知っていても、作り方はそうそう知らないじゃないですか。たとえ材料を全部目の前に置かれても、其れを組み立てられる人はそうそう居ないですよね。
それと同じでこのゲームでも、脱出ポッドの使い方は知っていても、作り方が分からないから、段階を踏んで研究をして、最終的に脱出ポッドを作って家に帰るよ!という内容なんですよ。

 

だから脱出する為に畑耕したり牧畜してご飯作りつつ、鉱山を掘って岩や鉱石等のリソースを集めつつ、寒かったり暑かったりするのは嫌なので発電施設作って空調整えたり、作業と寝るだけとかちょっとブラック過ぎて耐えられないのでたまにビリヤードしたりパーティしたりもしなくちゃならない。

 

更には近所に住んでいるおっかない宙族(蛮族やならず者のような連中)がたまに銃や棍棒を手に遊びに来るから相手してあげないとならないし、自分らだけでも精一杯なのに救助信号をキャッチしたから助けてやったら、重度のアル中で白内障持ちの60代後半の爺さんが降って来て、禁断症状で暴れるわ白内障で仕事は何もしないわで面倒だから襲ってきた宙族にぶつけて死んで貰ったりとホントこの星はお楽しみ満載です(二度と会わないように、そして思い出さないように墓はMAPの一番端っこに作ってやった)。

 

理不尽で無茶なイベントが山盛り特盛りなんで、何処まで拠点が大きく育っても、入植者が完全武装で無敵になったと思っても、全然全く気が抜けないですよ。
まあ自分は未だに最初の1年が越せないでいるんですけどね(大体熱波と寒波の所為)。

 

でもこう、何と申しましょうか。このゲームで遊んでいると、SFCの「風来のシレン」を遊び始めた頃を思い出すんですよね。
手探りで遊んで、失敗したら遣り直して失敗した部分の「何が悪かったのか?」を考えて試行錯誤して次に進むあの感じ。

 

しかしそれでも余りにきついんでwiki見ながらのプレイになってますが、それでも全然安定しないです。

 

動画を上げている方の中にも、セーブデータを何日分か取っておいて、致命的な結果になりそうならロードしているそうですが、遊ぶと判ります。それはホント仕方無い。やむを得ないです。

 

それでもちょっと試練が多すぎるので、どなたか嫌なイベントは全く起こさず、宇宙から物資が定期的に飛来して来て(それもコンポーネントのような重要素材ばっかり)、そしてやって来る新しい入植者は20代前半の、雑用でも生産でも研究でも何でも出来るような逸材ばかりになるようなストーリーテラーAIの開発してくれませんかね。

 

メーカーが公式で「うちらはSteamのセールはやんねえよ!」と、実にロックな事を申して居りますので、欲しいと思った時が買い時のゲームです。興味を持ったら是非買いましょう(定価は¥2,980)。
そして過酷な惑星での生活を楽しもうぜ!こんな風にな!


【RimWorld】 リムワールドへようこそ! Part1 【3人の遭難者】

 

しかしこれだけ遊べるゲームなのに未だにアーリーアクセス(未完成のテスト段階)なんすよね。
もう内容的に「十分完成してるじゃん!」と思うんですが、未だ追加したい要素とかあるんでしょうな。開発にやる気があるのは良い事です。

 

「Forsaken Isle」や「Feel The Snow」はもっと見習っても良いと思うよマジで(開発が明らかに止まってしまうのを楽しむのもアーリーアクセスの醍醐味である、と思う)!